涅槃まで百万歩

中華とラーメンと酒の日々

昭和五十年 下町のモデルガンブーム

小学校時代のモデルガンブームから時は少し流れて昭和五十年、浅草橋近辺の中学校に通いだして三年目の昭和五十年、再びブームがやってきました!

理由ははっきりとは覚えていないのですが、なぜかクラスで各自自慢の銃の品評会。おそらく担任に見つかろうもんならすべて没収ですよね(汗)。

僕はといえば、当時のお小遣いは小学生の頃よりも格段にアップして、月に千五百円も貰えるようになりました。ですが、それでもオートマチックピストルにはとても手が出せず、回転式のピストルで手の届きそうな商品の価格は四千百円の『スミス&ウェッソン チーフスペシャル』、国際産業の製品で、三十八口径の五連発。

どうしても品評会の仲間に加わりたくて、結局お小遣いをもらった直後に、さらに二ヶ月分前借りしてやっと自分の銃を買うことができました。そして、晴れて品評会のメンバー入りに。

写真は、その当時買ったものより銃身が二インチほど長い『ハンドエジェクター』という銃です。当時はこの二インチ分の値段の差は二百円ほどでした。

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さらに、翌年に高校へ進学すると、意外にもモデルガンのマニアが数多いことに驚かされました。クラスの連中から中古を安く買い漁り(今では規制が厳しいので、こういうことをしてはいけません)、または正月のお年玉やバイト代をすべてコレクションに使ってしまったり、気がついたらその数は十丁を超えていました。さすがに無駄遣いを反省しつつ、成人式を境に足を洗うことにしましたが……。

そしていまだに手元に残してあるその当時の金属モデルガンの一部が下の写真、『ルガーマークⅠ』と『スミス&ウェッソン 44マグナム(6.5インチ)』という銃です。この44マグナムは「ダーティ・ハリー」の銃より少し短いタイプですね。どちらもCMCというメーカーのものですが、残念ながらもうこのメーカーはありません。リアルな造形で人気の高かったメーカーだっだのですが……。

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何でこう物欲が暴走してしまったかを振り返ってみると、やはり小学生の頃に抑圧されてきたものが、ある程度お金が自由になりだした途端に爆発したのでしょうか。

時代はさらに流れて少し前のお話ですが、NHK大河ドラマで『龍馬伝』が放送されていたのも記憶に新しいかと。ちょうどその頃、昔よく通ったアメ横のモデルガン・ショップ『マルゴー』の前を通過すると、どうしても素通りできなくて覗いてしまい……すると、なんと『坂本龍馬の銃』のレプリカが!

桐箱入りの特別仕様ですね。で、一万数千円もしていたのですが、ついつい衝動買いしてしまいました(汗)。

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気がつけば現在は二十丁以上のコレクションに膨れ上がったという顛末に(汗)。

本当に自分でも呆れてしまいますが、結局は三つ子の魂百までってことですかね……。

●昨日歩いた歩数……一万四千九百九十六歩。電車使ってしまいました(汗)。

 

昭和四十六年 下町のモデルガンブーム - 涅槃まで百万歩