涅槃まで百万歩

中華とラーメンと酒の日々

昭和十八年以前? 鉱物標本セット

博物館って、行くとなんだか気持ちがワクワクしますよね!

小学生の頃から大好きでよく立ち寄るスポットのひとつ、『上野恩賜公園 国立化学博物館』からのお話になりますが、昨年の春に、この博物館のミュージアムショップでどうしても買いたいものがあって、入場料の六百二十円を支払い、いざ買い物へ。でもせっかくなので何度か来場しています常設展をお浚いがてら、巡回することにいたしました。

これがですね、すべてじっくり廻って観ようとしますと、ゆうに四時間ぐらいはかかりますので、僕としては時間を持て余した休日などにはもってこいのスポットなのです。

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この博物館に古くから残る建物、『日本館』がとても味のあるいい雰囲気で特に気に入っております。そして、たまたまこの館の一階を訪れた際に催されていた企画展『石の世界と宮沢賢治』(二〇一四年四月十九日~六月十五日までの開催期間)、実は貴石とか宝石、化石にも興味がありますので見てみることにしました。

ナウマンゾウの化石」や「宮沢賢治の集めた鉱物」、「カラーダイヤモンドのレプリカ」とか興味深々と見て廻っていると、「はて、どこかで見たような?」ものが展示されています。そのタイトルは「尋常小学校鉱物標本セット」、戦前の標本だそうですが、その写真がこちらになります。

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そしてつい最近、その「どこかで見たようなもの」のことを思い出してアパートの押し入れの中を物色しますと、やはり出てきました、よく似た標本が。これは『大日本鉱物教材社』という会社から出ていたもので、その住所が「東京市本所区東両国」となっています。現在だと「東京都墨田区両国」が該当するかと思います。いったいどれぐらい前のものなのでしょう。

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その写真がこちらになります。おそらく、亡き父かその兄が小学校の時分に授業で使っていたものなのでしょう。展示されていたものよりは新しいものかと思いますが、「東京市」から「東京都」に変更されたのが昭和十八年だとしますと、それ以前のもののようです。

当時の鉱物標本、四十三種類ありますが、その殆どの産地は国内のものです。現在ではもう採掘できない場所もあるのでしょうね。ちなみにこの鉱物標本、無くしてしまった場合の入手方法の説明ですが、「標本中ノ鉱物ヲ破損又ハ紛失シタルトキハ本社宛ニ申込ミ次第無料ニテ送附イタシマス 但シ送料ハ一個ニツキ四銭ノ割ニテ切手封入ノコト」とあります。四銭……時代を感じますね。

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ところで、僕が何を求めてミュージアムショップを訪れたのかといいますと、「隕石」の標本がほしかったからなのですが、長さ八ミリほどのサイズで千八十円ほどしておりました。これで予算ギリギリ、なかなか大きいサイズのものは高価で手が出ませんでした……。

●昨日歩いた歩数……一万四百一歩。何とか一万は切らなかったものの、少ないです。今日はちゃんと歩きましょう!