涅槃まで百万歩

中華とラーメンと酒の日々

浅草 富士らーめんの辛味噌らーめん

本日はクリスマス・イヴですが、まったくチキンやケーキとは無縁のお話で恐縮です。

とある日曜日のことですが、ここのところ寒い日が続いていましたもので、「こんな日のお昼は体が暖まるものが食べたい」と思い、頭に浮かんだものは味噌ラーメン! さあ、どこのお店に行きましょう?

そう考えつつ、墨田区から駒形橋を渡り台東区側に入ります。と、いつもの『喜多方ラーメン 坂内』の大きな看板が否応なしに目に止まり、こちらのお店でたまには味噌ラーメン、と思いきや、表には数人が入店待ちをしておりました。即座に「『麺屋 江武里』に冬限定の味噌ラーメンがあるはず」と隣の店舗に行くと、何とシャッターが……月に二回、日曜日に定休日があるそうで、その日はまさかのお休みの日。あっ、そのとき気がつきましたが『麺屋 江武里』の店名表示のテント、ずいぶんと賑やかになっておりますね。

f:id:yokobentaro:20141219171022j:plain

では、さらに少し足を伸ばして『浅草ROX』手前の『富士らーめん』へ行ってみることにします。前回入店した際に気になっていた『冬季限定 辛味噌らーめん』を求めて!

駒形橋のたもとから徒歩十数分で到着します。店内を覗くと、お昼の混雑のピークは過ぎたとはいえ、そこそこ席は埋まっており、いちばん奥まった席が空いている模様です。それでは、と食券を購入します。『冬季限定 辛味噌らーめん』七百八十円也。冬だけしか味わえない限定もの、とても楽しみです。

席に着くなり食券を渡して、ちょっと厨房の中を覗き見していますと、店員の方が何かをガスバーナーで炙りだしました。そうか、叉焼はガスバーナーで炙っていたのですね!

そして、五分と待たずに目の前にお待ちかね『冬季限定 辛味噌らーめん』が運ばれてきました。ラー油で辛味をつけているのですね、けっこう表面が赤くなっていて辛そうです。具は二種類の葱にメンマ、茹でたモヤシに先ほど炙られていた叉焼。ではさっそくスープから。

f:id:yokobentaro:20141219171046j:plain

ラー油、けっこう多くて辛いかと思いましたが、ちょうどよい刺激です。そして、スープのお味は……動物系のよく煮出された濃くてトロ味のあるスープと味噌のブレンドで、動物系出汁によって味噌の塩気の強さがまろやかに抑えられていて、甘みさえも感じる絶品です! 味噌のポタージュスープという表現が合うかと思います。麺は中細麺で、『醤油らーめん』と同じものを使用しているようです。いつ食べてもコシがあって喉ごしがいいですね。そこへモヤシのシャキシャキ感も加わり、いいハーモニーを醸し出します。

そして炙り叉焼、燻された風味と歯ごたえ、脂身のモチモチ感が一体となってもう何も言葉が出ません。スープを飲み進んでいくと、しっかりと味のついた挽肉が入っていることに気がつきました。いろいろな細かい仕事がなされた一杯と、感心いたします。

スープも一滴残さず、すべて完食しました。するとラー油の効果でしょうか、体がポカポカしています。冬の味噌ラーメン、やっぱり食べて正解でした。お陰でこの日は元気に乗り切れました!

それではみな様、良いクリスマス・イヴをお過ごしください。

●昨日歩いた歩数……一万千七百九十七歩。決して年賀状のせいにはいたしません。